2018年12月2日日曜日

活きマダコの調理

釣ったマダコの調理する様子を備忘録に残します。

1.内臓の抜き取り

最初に頭をひっくり返して内臓を抜きとります。

頭に内臓って…変な表現ですが、タコの頭(脳)は性格には目の間の直上にあります。

釣った時に絞める場合は、ここを叩き潰せば良いのです。

イイダコなら簡単に絞めれますがマダコだと素手では困難です。

内臓を取った状態

2.塩もみ

ボウルを用意して粗塩を掛けてモミモミします。

自分は調理用の伯方の塩でモミモミします。

吸盤に小石が挟まっている事があるので、この時にしっかり取り除いてください。
食べた時に、小石でガリっと歯が欠けてしまいます。

塩もみすると粘膜で泡だらけになります。これを冷水で洗い流します。

塩もみ

塩もみは、最低2回ほど繰り返します。


3.茹でる

茹でる前に、包丁で目と、足の付け根に切れ込みを入れます。

この切れ込みがあると茹でた時に足が丸まってもバランスが良くなります。

アンバランスだとひっくり返して茹でるのが困難です。

沸騰したお湯に伯方の塩を入れて4から5分程度茹でます。


中央に切れ込み

タコ・鍋の大きさによりますが、全て浸かるように均等に茹でます。

湯で時間が長いと硬くなってしまいます。

刺身で食べる場合は、ケトルで沸かしたお湯をボウルに入れて、1分程度で湯引きしても十分です。

頭は湯引き後に返す

内臓が入っていた頭は、ひっくり返した状態で最初に茹でます。その後に元に返します。

箸で刺せる程度に茹でればちょうど良いです。


4.保存方法・調理方法

茹でたタコはそのまま切ってキュウリワカメがあれば酢の物がオススメです。

良型のサイズだと一度に食べきれないので冷凍保管します。

茹でタコは冷まして水分をふき取り、ジップロックに入れて冷凍保存するのも良いです。

炒め物の場合は、凍った状態で包丁を入れて輪切り・そぎ切り・ぶつ切り・小角切りにします。

頭1つに足8本

生のまま保存する場合は、下処理の塩もみを行った後に冷水で洗い流して水分をふき取りジップロックに入れて冷凍するのも問題ありません。

解凍する場合は、ジップロックに入れたまま冷蔵庫い入れておくか、袋に入れた状態で常温水に漬けて解凍します。

煮物にすると色が付きますが気にしません。

大根と一緒に煮ると柔らかく大根にも煮汁がしみ込んで美味しいです。


アキラ君

タコ墨はイカ墨と異なり調理に不向きです。

内臓も食べれるらしいですが、まだ怖くてチャレンジした事がありません。


動画

調理動画を撮ってみました。