数年前にDELLで購入したWindows7端末をWindows10に無償でアップグレード。
[C:ドライブを縮小した結果]
縮小したC:ドライブをSSDにクローンを作成します。
作成で使用したToolは「EaseUS Todo Backup Free 11.5」です。
窓の杜よりダウンロードしてインストールします。
クローンSSD作成後、BIOSから起動ドライブを選択後、ブートマネージャ画面が起動されると思っていましたが起動しません。
ここで数時間悩みましたので、対処した方法のみ記載します。
コマンドプロンプトより
>bcdboot c:\windows /l ja-JP
を実行します。
この後に、システム構成画面を起動します。
>msconfig
システム構成画面に追加したSSDがOS起動ドライブとして認識されていれば問題ありません。
BOOT時に表示される水色の画面で、以前のブートセレクタに代わる画面です。
この画面で、起動するOSのボリューム番号を選択します。
クローン化しているので、元々使用していたドライブを残していると、両方とも
「Windows10」と表示されボリューム番号で確認する必要があります。
ボリューム番号と対応ドライブ(ディスク)はDISKPARTコマンドで確認出来ます。
コマンドプロンプトより
>DISKPART
DISKPART>list volume
起動時のOS選択画面を表示している時間の変更は「システム構成画面」より指定可能です。
[換装前後のベンチマーク]
このベンチマークを見てもどの程度早くなったのか分かりませんが、OSの起動からインターネット接続が出来るまでの時間は2倍以上早くなってます。
その端末も近頃遅くなってきたので廉価に快適化できるSSDに換装しました。
OSのインストールディスクをSSD化する事でスピードアップ出来ました。
ただクローンSSDに換装した後にOS起動が出来なくなり半日もはまったので手順を纏めます。
1.パーティションの縮小
元々OSが入っていたディスクは2TB。
C:ドライブは1TB(空き容量:870GB)。
SSDは240GBです。
クローン化する場合、元のHDDのサイズ > SSDのサイズでもOKです。
OSが入っているCドライブのパーティションのみクローン化する事で問題ありませんが、パーティションのサイズをSSDのサイズより小さくする必要があります。
ディスク管理画面からパーティションの縮小が可能ですが不十分だったのでツールを使用して対応しました。
AOMEI Partition Assistant:Standard(無料)
[C:ドライブを縮小した結果]
2.クローンSSDの作成
縮小したC:ドライブをSSDにクローンを作成します。
作成で使用したToolは「EaseUS Todo Backup Free 11.5」です。
窓の杜よりダウンロードしてインストールします。
無料版を選択 |
クローン対象のパーティションは3つ選択しました。
C:ドライブ、リカバリ用のイメージ「PBR Image」、謎の509MBの領域。
3.クローンSSDのブート起動
クローンSSD作成後、BIOSから起動ドライブを選択後、ブートマネージャ画面が起動されると思っていましたが起動しません。
ここで数時間悩みましたので、対処した方法のみ記載します。
コマンドプロンプトより
>bcdboot c:\windows /l ja-JP
を実行します。
この後に、システム構成画面を起動します。
>msconfig
システム構成画面 |
システム構成画面に追加したSSDがOS起動ドライブとして認識されていれば問題ありません。
UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)
BOOT時に表示される水色の画面で、以前のブートセレクタに代わる画面です。
この画面で、起動するOSのボリューム番号を選択します。
クローン化しているので、元々使用していたドライブを残していると、両方とも
「Windows10」と表示されボリューム番号で確認する必要があります。
起動OSの選択 |
ボリューム番号と対応ドライブ(ディスク)はDISKPARTコマンドで確認出来ます。
コマンドプロンプトより
>DISKPART
DISKPART>list volume
DISKPART |
起動時のOS選択画面を表示している時間の変更は「システム構成画面」より指定可能です。
タイムアウト時間を変更 |
SSD換装後のベンチマーク
[換装前後のベンチマーク]
換装前 |
換装後 |
このベンチマークを見てもどの程度早くなったのか分かりませんが、OSの起動からインターネット接続が出来るまでの時間は2倍以上早くなってます。